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ガラスについて

耐熱ガラスの比較表
種 類 使用限界温度 熱衝撃温度 150×150角
常用使用温度 最高使用温度 3mm 厚 6mm 厚 9mm 厚
普通ガラス 110℃ 380℃ 65℃ 50℃ 35℃
テンパックス 230℃ 450℃ 180℃ 150℃ 110℃
普通強化ガラス 210℃ 250℃ 170℃ 100℃
テンパックス強化 260℃ 300℃ 260℃ 200℃

・耐熱性は、使用限界温度と、耐熱衝撃温度(急熱・急冷)とに分けて考える必要があります。

・耐熱衝撃温度は試料を炉内加熱したのち、冷水中に投入した結果に基づいています。同質のガラスでも、強化することによって、この値は向上します。

・注意点は、普通強化ガラスは普通ガラスよりも、パイレックス強化ガラスはパイレックスよりも、常用使用温度は高いが最高使用温度は低いことです。これは強化ガラスの性質としてガラスの高温組織がそのまま低温にもたらされているため、低い温度でも粘性流動をおこしやすい性質をもっているからです。

・強化ガラスが破損した場合には、強化によって貯えられた応力が一瞬にして放出されることによって細かい破片が飛散します。

■テンパックス

・独・ショット社製(SCHOTT TEMPAX)

・テンパックスは耐熱性、耐化学性に優れた膨張係数の小さい低アルカリの硬質硼珪酸ガラスです。オーブン、ストーブ、ヒーター等の覗き窓、サーチライト、工業用安全防護ガラス、IC基盤をはじめ電子部品用基盤などに 使用されています。また、フロート法による製造により大板での生産が可能になりました。

・酸および蒸留水による腐蝕量が特に少なく、理化医療用ガラスとしても最高の素材として使用されます。

・フッ化水素と熱リン酸を除くすべての酸に対して耐蝕性があります。熱したアルカリ金属の水酸化物の液体中では、表面にくもりと腐食が起こる事があります。

・板の標準

 0.70、1.10、1.75、2.00、2.25、2.75、

 3.30、3.80、5.00、5.50、6.50、8.00、

 10.20、12.20、15.00、20.00、25.00

■普通強化ガラス

・ソーダライムガラス強化品

・ガラスを熱処理することによって、割れにくく強くなります。強い衝撃に耐え、重い荷重に耐えます。急熱・急冷に耐えます。(普通ガラスの3倍です。)破片が粒状になります。

・普通強化ガラスは、板ガラスを約700℃まで加熱したのち、表面に空気を吹き付け、均一に急激に冷やすことにより表面が圧縮によって強化されたガラス板です。割れが圧縮層を超えると内部には引っ張りの力が存在するため、瞬間的に粉々に割れます。

・圧力が高く温度の低い場合は、普通強化ガラスを、圧力・温度ともに高い場合はパイレックス強化ガラスをご使用ください。

・板の標準圧㎜

 4、5、6、8、10、12、15、19、22、25

※普通強化ガラスの断面は青色にみえる

■テンパックス強化ガラス

・普通強化ガラスでは耐えられない温度でも使用できます。テンパックスより強度および耐熱衝撃性が2倍あります。

・板の標準圧㎜

 5、6、8、10、12、15、20

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