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ステンレス容器の構造|溶接構造のメリットとプレス成形との違い

縦溶接と周溶接を示したステンレス容器の溶接構造イメージ

溶接構造のイメージ(縦溶接・周溶接)

ステンレス容器の構造とは

ステンレス容器の性能は、その構造によって大きく左右されます。
特に、製造方法の違いは、表面状態や強度、洗浄性といった重要な要素に直結します。
三広アステックのステンレス容器は、溶接構造を採用しています。
これは、板材を曲げ加工した後に溶接によって接合する構造であり、一般的なプレス成形品とは異なる特長を持っています。
プレス成形では、材料を強く絞ることで形状を作るため、絞りジワや板厚のムラが生じることがあります。
一方、溶接構造ではこうした変形が少なく、表面状態が非常に滑らかで均一に仕上がるため、洗浄性や外観品質に優れています。
また、当社ではステンレスのBA材(光沢仕上げ材)を使用し、その美しい表面状態を活かした加工を行っています。
このため、内容物の付着を抑えやすく、サニタリー性が求められる用途にも適しています。
さらに、高度な溶接技術により、板厚0.6mm〜2mmといった薄板加工にも対応しています。
これにより、強度を確保しながら軽量化を実現し、取り扱いやすい容器設計が可能となっています。
製造環境においても、ステンレス加工品を中心とした専用工程で製作を行っており、鉄製品との混在を避けることで、もらいサビのリスクを低減しています。
これにより、材料本来の耐食性を損なうことなく、高品質な製品を安定して提供しています。
ステンレス容器は一見シンプルな構造に見えますが、製造方法や構造の違いによって、その性能や使い勝手は大きく変わります。
三広アステックでは、用途や条件に応じて最適な構造を設計することで、プロセス全体の効率化と品質向上に貢献しています。

溶接構造とプレス成形の違い

項目 溶接構造 プレス成形
表面状態 滑らか・均一 シワ・歪みが出やすい
板厚 均一 ムラが出ることがある
洗浄性 高い やや劣る
外観 高品質 個体差あり
設計自由度 高い 制約あり

ステンレス容器において、構造は単なる形状ではなく、機能そのものを決定する重要な要素です。

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